子どもの入院で大変だったこととは

うちの子は、0歳5ヶ月のときと、1歳6ヶ月のときと、2回入院したことがあります。

0歳のときはA病院、1歳のときはB病院に入院しました。

病院によって設備等が異なったので、大変だった点も多少違います。

大変だったことや注意点など、まとめてみたいと思います。

1.夜、寝るときの寝具

A病院は、付添人の簡易ベッドを用意してもらえましたが、ベンチとほとんど変わらない形状でした。かたくて寝返りをうてないくらい狭く、文字通り簡易なベッドでした。寝心地は当然良くありませんでした。

B病院は、患者が子どもの場合は、子どもに添い寝して一緒のベッドに寝ることになっていました。小児用ではない一般のベッドではありますが、1歳児とはいえ、二人並ぶときついです。おまけに、子どもの寝相は悪く、ときには大の字になって寝ていたので、親の私は縮こまって寝ていました。

どちらも肩がこって疲れました。寝たはずなのに疲れがとれないみたいな状況でした。(看護師さんが夜中に様子を見に来るので、深く眠れなかったからというのもあります。)

付き添いは交代できるときは交代して、家でしっかり休むことも大事だと思いました。付き添う親まで倒れてしまっては大変ですからね。

2.付添人は入浴ができない

A病院では、付添人は入浴ができませんでした。近くに銭湯もないので、帰宅しなければなりませんでした。交代できなかった日は入浴できなかったので、少し不快なかんじでした。汗ふきシートなど準備すればよかったと思いました。

B病院では、シャワー・トイレ付きの個室に入ったので、入浴は可能でした。しかし、自宅から徒歩10分ほどの距離の病院だったこともあり、日中、実母が来てくれたときに交代して帰宅して入浴しました。

3.仕事を何日も休まないといけない

0歳の入院時は育休中でしたので、メインは私が付き添うことができました。

1歳の入院時は仕事復帰していたので、有給を使いました。病状によっては1ヶ月くらいの入院になる可能性もありましたが、幸い、4日の短期入院だったので、夫と交代で休み、2、3日の有給で済みました。

また、無事に退院できてもそこで終わりではありません。経過観察のため、何回か通院しないといけないこともあります。

長期間休むことになれば、職場にもたくさん迷惑をかけるだろうし、そのような状況になったらどうすればよいのかと悩みました。祖父母の協力にも限度があります。共働きの悩みどころですね。

4.食事は買ってきた物ばかり

付添人の食事は自分で用意しないといけません。

基本的に子どもから目を離せないため、食事の度に病室を出ることなどはできないので、パンやペットボトルを多めに買ったり、家にあった非常食のご飯を持ち込んだりして、病室に置いておきました。でもパンやレトルトって続くと飽きるんですよね。贅沢を言ってはいけないのでしょうが、付き添いで疲れているときに味気ない食事は少し気が滅入りました。

B病院は出前が可能でしたが、お金もかかるし、そんなにたくさんは利用できません。母が手作りの弁当などの差し入れをしてくれたときはほっとしたし、有り難かったです。

5.トイレにいきづらい

B病院はトイレ付きの個室だったので好きなときにいけました。

A病院は病室の外にトイレがあるので、子どもが寝ているときや、母が来てくれたときなどに、さっと行くようにしました。

交代要員がいない場合は、看護師さんにお願いして子どもをみてもらい、その間に病室の外で用事(食事やトイレなど)を済ませることはできます。でも、看護師さんも忙しいだろうし、頻繁に呼ぶことはためらわれたので、基本的に看護師さんを呼ぶことはあまりありませんでした。

6.乳幼児は目が離せない・相手をするのが大変

A病院のベッドは小児用ベッドで落下防止の柵がありました。だから目を離してもいいというわけではありませんが、多少の安心感はありました。

B病院は普通のベッドだったので、落下しないか心配で目が離せませんでした。

また、入院しているといっても、立つこともできなかった0歳のときはともかく、1歳のときは寝たきりではなく普通に動き回れるくらいの元気さはありました。(有り難いことではありますが。)

点滴しているにも関わらずあちこち動き回ったり、物を引っ張り出したり、おもちゃで遊んだり、叫んだり、泣いたり、全く落ち着きがなかったです。病室の外には出ないように言われていたので、散歩などもできませんでしたから、まわりを気にせず自由に動き回れる個室にして良かったと思いました。

費用はかかるけれど、子どもの入院の際はやはり個室はおすすめです。

7.荷物の置き場がない

B病院は、個室だったので、クローゼットがありました。

A病院は二人部屋だったのですが、狭かったですし、荷物の置けるようなロッカーもスペースもあまりありませんでした。同室者がいなかったから荷物を多少乱雑に置けたりしましたが、もし同室者がいて、かつ、その子にも付添人がいたら荷物の置き場にものすごく困ったと思います。

せめて壁にフックでも付いていればよかったのですが、それもなかったので、大きなカゴを持ち込んで、そこに荷物をまとめておいたりしました。

入院時は、あれもこれもと持ち込みたくなるかもしれませんが、場合によってはできるだけ荷物を少なくしないといけないなと思いました。

私は着替えやタオルを大量に持ち込んでしまったのですが、そういった物は数を絞り、コインランドリーでこまめに洗濯するのがいいのかもしれません。

子どもが入院すると、子どもが大変なのは言うまでもありませんが、付き添いする親も心身ともに大変です。頼れるものは頼り、休めるときは休み、無理はしすぎないように頑張りましょう。

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